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食育

食育とはどんな概念なのか?

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食育とはどんな概念なのか?

食育を考えるためのキーワードは三つあります。まず一つ目は「健全な食生活」、二つめは「次世代への食文化の継承」、そして三つ目が「食を通した健康の確保」です。これら三つのキーワードを通して国民一人一人が自らの食生活について考えたり、これに関する新しい知識を蓄えたりして、食生活についてのより良い選択や判断ができるようにするための準備や取り組みのことを総じて食育と呼びます。そのためにはまずわが国に食生活が、食糧難の戦後から現在まで、どのように変遷してきたかを見る必要もあります。【日本人の食生活はこのように変わってきた】わが国の食生活は昔からずっと主食として米や麦を中心にする「ご飯」と、海洋国らしく海から得た魚介類や畑からとった野菜、あるいは大豆を原料に作られた豆腐や納豆が副食とされてきました。その後経済の成長につれて社会情勢も変化し、畜産の発展などもあって次第に牛肉や豚肉などが摂取されるようになり、そのおかげで次第に必要なカロリーも満たされるようになってきて、蛋白質、脂肪、炭水化物のエネルギー比率のバランスが改善されてきました。その結果、昭和50年ごろまでには、わが国が理想とする食生活の形が整ってきました。でもその後も経済の発展の影響もあって、食生活においては脂質が次第に増加して、逆に「ご飯」としての米の消費量は減少したため炭水化物が不足がちになり、食生活に少なからず乱れが生じてきました。そうしたいわば偏った食生活は、肥満や糖尿病の原因になるとともに心臓病や脳卒中、あるいはガンなどを「生活習慣病」として発生させるようにもなっています。こうした食生活の変遷を振り返りながら、食育を考えていくことは大きな意味があるのではないでしょうか
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